整体院、接骨院、病院には、それぞれ得意とする分野があります。
自分の身体の状態に合わせた施術や治療を行ってくれる院を選ぶことで、より効果的な結果が得られます。ただし、どこが自分に合っているのか分からない場合に悩むことがあります。
どこの施術や治療が自分に合っているかを判断するためには、まず自分の身体の状態を正しく把握することが大切です。身体に不調がある場合は、まずは医師の診断を受けることをおすすめします。医師からの診断結果に基づいて、病院か整体院か接骨院かを選ぶことができます。
どこに行けばいいの？目的別選び方の３つのポイント
整体院、接骨院、病院の違いや、症状や施術内容、費用や時間に合わせて選ぶポイントを解説しました。
1.症状に合わせて選ぶ
痛みや不調の種類によって選ぶべき施術は異なります。例えば、骨折や捻挫の場合は接骨院、肩こりや腰痛の場合は整体院、病気や怪我の場合は病院を受診することが適切です。自分の症状に合わせて選ぶポイントを押さえましょう。
2.施術内容に注目する
施術内容によって選ぶべき施術は異なります。例えば、症状の根本改善をしたい場合は整体院、テーピングや電気治療を受けたい場合は接骨院を選ぶことが適切です。自分が受けたい施術に注目するポイントを押さえましょう。
3.費用や時間に合わせて選ぶ
費用や時間によって選ぶべき施術は異なります。例えば、整体院や接骨院は、病院に比べて比較的安価であることが多いですが、病気に対する治療（手術の処置や薬の処方）を行うことはできません。また、病院は待ち時間が長いことが多いです。自分の予算やスケジュールに合わせて選ぶポイントを押さえましょう。
接骨院と病院のメリットとデメリット
接骨院のメリットとデメリットは？
接骨院のメリットは、怪我や障害の治療に特化していることや、専門的な急性または亜急性の治療を受けることができることです。一方、病気に対する治療を行うことはできないため、病気の場合は病院を受診する必要があります。また、肩こりや慢性腰痛など慢性疾患の施術は接骨院は専門外です。
接骨院とは？
接骨院は、骨折、捻挫、打撲、脱臼などの急性の怪我や、スポーツ障害などの治療を行う施設です。主に手技療法や物理療法を用いて、怪我や障害の改善を目的としています。
接骨院の特徴とは？
接骨院は、怪我や障害の治療に特化した施設です。また、スポーツ選手やアスリートなど、身体を酷使する人々からの支持も高いです。施術者は、国家資格の柔道整復師の免許が必要です。
接骨院で受けられる施術とは？
接骨院で受けられる施術には、骨折や捻挫の固定、テーピング、マッサージ、電気治療、ストレッチなどがあります。施術内容は、施術者の経験によって異なります
病院のメリットとデメリットは？
病院のメリットは、医療スタッフが常駐しているため、病気や怪我に対する治療を行うことができることや、緊急時には救急車で搬送されることもあります。一方、待ち時間が長いことや、医療費が高額になることがデメリットとして挙げられます。
こんな時は、すぐ病院へ！
整体では施術できない症状（手術や入院が必要な注意しないといけない病気）の場合もあります。下記のような場合、整体を受ける前に病院での診察が必要です。
意識障害、嘔吐、激しい頭痛などを伴う頭痛
医学書などによりますと、過去に経験のあるまたは、繰り返す頭痛のほとんどは病的に生命を脅かすことは少ないとされています。頭痛（出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』）
しかし、中には悪性のものもあります。今まで経験したことがない激しい頭痛などの場合は病院での検査と処置が必要な場合がありますので、すぐに病院を受診してください。
骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れなど筋骨格系の損傷がある
筋肉や骨、靭帯などの損傷がある場合や、疑われる場合は、整体を受ける前に接骨院または、病院での検査や処置が必要です。
MRI検査やCT検査、レントゲン撮影などが必要だと思いますので、そういった設備がある病院を探して受診した方が良いです。
悠大整体院 山本 武侍
厚生労働大臣認定 はり師 きゅう師
一般社団法人 日本治療協会 会員
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